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建設工事受注高、前年同月比で7ヵ月連続減少/国交省調査

 国土交通省は9日、2009年5月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 同月の建設工事受注高は、2兆9,442億円(前年同月比▲19.4%)と、7ヵ月連続の減少となった。このうち、元請受注高は1兆8,294億円(同▲20.9%)、下請受注高は1兆1,148億円(同▲16.9%)となった。

 元請受注高のうち、公共機関からの受注高は4,779億円(同12.2%増)、民間等からの受注高は1兆3,515億円(同▲28.4%)であった。

 また、公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は4,961億円(同27.5%増)と3ヵ月連続の増加。このうち、「国の機関」からは2,057億円(同64.0%増)、「地方の機関」からは2,904億円(同10.1%増)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建設設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は1,823億円(同▲61.4%)となり、7ヵ月連続の減少。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上)は2,235億円(同▲15.9%)となり、3ヵ月連続で減少した。


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