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営業力の強化とマンション分譲事業への進出図る/東日本ハウス

 東日本ハウス(株)は14日、2009年10月期第2四半期決算概況と、今後の事業戦略についての説明会を開いた。

 当期(08年11月1日~09年4月30日)は、連結売上高201億6,600万円(前年同期比▲12.7%)、営業損失13億2,100万円(前年同期:営業損失10億6,300万円)、経常損失17億5,100万円(同:経常損失16億2,900万円)、四半期純損失19億9,500万円(同:当期純損失16億9,500万円)。

 主力の住宅事業は、売上高161億600万円(前年同期比▲14.7%)、営業損失10億7,100万円(前年同期:営業損失9億1,300万円)を計上。期首受注残高が24億円減少でスタートしたため、減収となった。

 説明会の席上、同社代表取締役社長の成田和幸氏は、今後の事業戦略について「営業力を高めるため、店長の育成に注力する。企業理念や商品の強み等を徹底して教育していく」と語った。
 さらに、マンション分譲事業にも本格参入すると発表。「むさしのiタウン」(東京都東村山市)内に、2棟のマンション(総戸数51戸)を建設。同プロジェクトの第1弾として、70年の定期借地権付分譲マンション「ワザック東村山」を、2010年7月に竣工する予定。

 これらの方策により、通期の売上高は568億円、営業利益は32億4,000万円、経常利益は23億6,000万円、当期純利益は18億2,000万円を見込む。


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