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市況低迷の影響受け、純損失2億円余に/タクトホーム09年5月期決算

 タクトホーム(株)は14日、2009年5月期決算を発表した。

 当期(08年6月1日~09年5月31日)の売上高は582億6,900万円(前期比▲10.2%)、営業利益は1億8,100万円(同▲92.0%)、経常利益は▲3,700万円(前年同期20億6,800万円)、当期純利益は▲2億1,500万円(同10億5,600万円)となった。

 徹底した原価管理と品質向上に努め、戸建分譲住宅を提供。また、営業面では志木営業所(埼玉県新座市)とつきみ野営業所(神奈川県大和市)を開設したが、その後の経営環境の変化に対応すべく東京エリアを中心に、15営業所を統合した。
 しかし不動産市況の低迷、同業他社との競合も相俟って、販売価格の低下などから採算が悪化、減収減益となった。

 なお、本業である不動産分譲事業に経営資源を集中した結果、同事業の売上高は578億6,500万円(前年比▲10.4%)となり、売上構成比の99.3%を占めた。

 次期についても、良質で低価格の一次取得者向けの住宅を供給していくとし、売上高400億円、営業利益13億5,000万円、経常利益12億円、当期純利益6億8,500万円を見込んでいる。


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