(株)ゼクスは15日、2009年5月期決算を発表した。
当期(2008年6月1日~09年5月31日)の連結売上高は、125億7,500万円(前年同期比▲85.1%)、営業利益は▲31億9,500万円(前年同期45億2,400万円)、経常利益は▲60億5,100万円(同16億円)、当期純利益は▲92億1,100万円(同▲65億2,000万円)。
シニアハウジング&サービス事業をグループ事業の核とし、早期に不動産事業に依存しない経営体質転換を図るため、有利子負債の圧縮、資本増強等による財務体質改善につとめた。しかし不動産コンサルティング事業では物件売却等が予定通りに進捗せず、またシニアハウジング&サービス事業でも当初計画していた入居率を達成できなかった。さらに持分法適用関連会社の破綻で多額の投資有価証券評価損を計上。92億円余の最終赤字となった。
次期については、連結売上高130億円、営業利益▲12億円、経常利益▲23億円、当期純利益▲23億円を見込む。