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「天井埋込型プラズマクラスターイオン発生機」を発売/シャープ、積水ハウス

 シャープ(株)と積水ハウス(株)は24日、両社が共同で開発を行ない、シャープが商品化した「天井埋込型プラズマクラスターイオン発生機」を、8月5日から、積水ハウスが施工する住宅(新築・リフォーム)で採用していく。また、シャープは、第1弾として本機を積水ハウスに納入、9月1日から住宅設備関連会社などへの販売も開始すると発表した。

 本機に採用されている高濃度プラズマクラスターイオン(濃度2万5,000個/立方センチメートル)とは、プラズマ放電により自然界と同じプラスとマイナスのイオンを発生させることで、浮遊するカビ菌・ウイルス・アレル物質(ダニのふん・死がい)やカーテン・ソファ・カーペットに付着したタバコのにおいを分解・除去するもの。

 積水ハウスは住宅の天井への取付施工ノウハウやデザイン面での情報を提供。両社共同で天井に埋め込んだ際のプラズマクラスターイオンの濃度分布測定などについて検討を重ね、住宅ニーズにマッチした商品を開発した。
 天井埋込型にすることで、省スペース化を実現。また、天井の中心付近から床面に向かって吹き出すことにより、部屋全体にプラズマクラスターイオンを降り注ぐダウンフロー効果を実現させた。

 今後、積水ハウスは住宅の新築・リフォーム提案時のほか、医療・介護施設などにも本機を積極的に提案していきたいとしている。


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