オリックス不動産(株)は29日、「堺ロジスティックセンター北棟」(大阪府堺市堺区)を31日に竣工すると発表。
同センターの竣工により、本年3月31日に先行して竣工した「堺ロジスティクスセンター南棟」と合わせて延床面積13万8,600平方メートルという、関西で最大級の大型物流拠点となる。
今回竣工する「堺ロジスティクスセンター北棟」は、鉄骨造地上4階建て、敷地面積3万4,100平方メートル、延床面積6万8,000平方メートル。ビルド・トゥー・スーツ型(顧客仕様)の専用センターで、すでに(株)日本通運の入居が決定している。
阪神高速湾岸線「三宝」ICより車で5分に立地。大阪市内のほか、神戸方面、関西空港へのアクセスにも優れている。2010年には近接エリアで大手電機メーカーの大規模生産拠点が稼動を開始する予定があるほか、阪神高速大和川線や次世代型路面電車(LRT)などの交通網の整備が進んでおり、将来さらなる立地のポテンシャル向上が見込まれている。