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買取再販事業好調で営業収益2ケタ増/東急リバブル10年3月期第1四半期決算

 東急リバブル(株)は30日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~6月30日)の連結営業収益は124億8,400万円(前年同期比16.7%増)、営業損失3億5,900万円(前年同期:営業損失18億7,800万円)、経常損失3億3,300万円(同:経常損失18億6,500万円)、当期純損失2億9,600万円(同:当期純損失10億6,900万円)と、収益改善もあり損失額は大幅に減少した。

 主力の仲介業は、リテール仲介の強化などにより取扱件数は増えたものの、平均取扱価格の低下を補うことはできず営業収益58億700万円(前年同期比▲5.4%)、営業損失3億9,800万円(前年同期:営業損失9億6,000万円)となった。
 賃貸業は、管理戸数の増加により営業収益26億5,300万円(前年同期比3.5%増)、営業利益4億2,600万円(同11.8%増)を計上。不動産販売事業は、買取再販事業が短期回転型案件を中心に好調で、営業収益35億900万円(同223.5%増)、営業利益4億8,000万円(同3,515.2%増)と寄与した。

 なお、通期については連結売上高525億円、営業利益9億8,000万円、経常利益8億6,000万円、当期純利益3億5,000万円を見込んでいる。


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