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主要都市すべてで空室率が悪化/CBRE、7月期オフィス空室率・平均賃料速報

 シービー・リチャードエリス(株)(CBRE)は5日、2009年7月期の三大都市オフィス空室率と平均賃料速報を発表した。

 7月時点の空室率(速報値)は、東京23区では5.1%と、前月比で0.2ポイント上昇した。なおSクラスビルでは6.7%(前月比0.5ポイント上昇)、Aクラスビルでは5.1%(前月と変わらず)と、Sクラスビルの空室率上昇が目立つ。
 平均募集賃料(坪単価)は、23区で1万3,970円(前月比▲0.6%)、主要5区で1万4,580円(同▲1%)。

 大阪市では9.0%と、0.4ポイント悪化。Sクラスビルでは2.7%(前月比0.4ポイント上昇)、Aクラスビルでは7.1%(同2.5ポイント上昇)と、Aクラスビルの空室率が急激に悪化した。
 平均募集賃料は、8,790円(前月と変わらず)。

 名古屋市は11.5%で0.3ポイント上昇。Aクラスビルでは8.6%(同1ポイント上昇)であった。
 平均募集賃料は9,650円(同▲0.7%)。


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