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流動化事業・マンション販売事業で営業損失を計上/新日本建物10年3月期第1四半期決算

 (株)新日本建物は7日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2009年4月1日~6月30日)連結業績は、売上高65億3,700万円(前年同期比▲2.2%)、営業利益▲3億8,400万円(前年同期▲19億800万円)、経常利益▲5億900万円(同▲17億円)、四半期純利益▲5億2,200万円(同▲13億4,300万円)。

 流動化事業では、3件(同2件増)のプロジェクトを引き渡し、売上高27億1,400万円(同176.3%増)を計上したが、販売管理費を吸収しきれず、営業損失1,600万円(前年同四半期▲13億4,300万円)となった。
 マンション販売事業では、83戸(前年同期比▲12戸)を引き渡し、売上高24億1,000万円(同▲4.5%)に。しかし、引渡し戸数の減少等により営業損失2億3,200万円(前年同四半期▲4億9,100万円)となった。
 戸建販売事業では、宅地分譲を含む127棟(前年同期比47棟増)を販売し、売上高12億5,100万円(同▲60%)を計上。営業所の統廃合などによるコスト削減により、営業利益6,500万円(同▲35.6%)であった。

 通期については、売上高416億円(前期比26.2%)、営業利益19億2,000万円、経常利益8億4,000万円、当期純利益8億円を見込む。


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