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首都圏中古マンション成約件数、5ヵ月連続の増加/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2009年7月の市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,572件(前年同月比1.2%増)と前年同月比で5ヵ月連続の増加となった。しかし都県別でみると、東京都1,185件(同5.4%増)、埼玉県319件(同▲1.5%)、千葉県363件(同▲1.9%)、神奈川県705件(同▲2.5%)と、東京都を除く3県で減少している。

 成約価格は、1平方メートルあたり37万5,900円(同▲5.5%)で、11ヵ月連続の下落。都県別では、東京都49万3,700円(同▲7.2%)、埼玉県22万2,600円(同▲9.7%)、千葉県23万2,500円(同▲1.9%)、神奈川県34万5,700円(同▲5.6%)と全エリアで下落。なお、一戸あたりの平均価格は、首都圏平均で2,494万円(同▲3.4%)、成約平均面積は同66.35平方メートル(同2.1%増)だった。

 また、中古戸建住宅の成約件数は882件(同10.3%増)と4ヵ月連続の前年同月比プラス、成約平均価格は3,047万円(同▲7.4%)と前年を下回ったものの、3,000万円台を回復した。


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