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仲介・賃貸管理事業、堅調ながらも減収減益/スターツ10年3月期第1四半期決算

 スターツコーポレーション(株)は10日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2009年4月1日~6月30日)の連結売上高は251億7,000万円(前年同期比▲13.9%)、営業利益10億4,500万円(同▲30.3%)、経常利益7億5,500万円(同▲45.8%)、四半期純利益2億5,900万円(前年同期▲2億900万円)。

 建設事業は、免震住宅の普及に努めるとともに、引き続き工期管理の徹底および原価低減の工夫などコスト削減に取り組んだ結果、売上高76億5,600万円(前年同期比24.6%増)、営業利益5億400万円(同65.4%増)となった。
 仲介・賃貸管理事業は、管理物件数が前期末と比べると、住宅全体で1,773戸増の30万1,246戸、駐車場全体で1,304戸増の11万69台、ビル・施設管理物件は938件と着実に増加。売上高127億9,400万円(同▲1.9%)、営業利益9億2,800万円(同75.6%増)となった。
 分譲不動産事業は、分譲マンション等の販売引渡しによって、売上高13億5,100万円(同▲79.7%)、営業損失3億6,200万円(前年同期営業利益4億3,500万円)を計上。
 その他事業は、金融商品の販売・コンサルティング収入、不動産営業店舗「ピタットハウス」ネットワーク店舗の経営指導に伴う収入等によって、売上高33億6,800万円(前年同期比▲1.0%)、営業利益7,300万円(同▲62.3%)となった。

 通期では、連結売上高1,250億円(対前期比4.2%増)、営業利益82億円(同10.6%増)、経常利益65億円(同0.5%増)、当期純利益20億円(同236.2%増)を見込んでいる。


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