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販管費圧縮に注力するも、黒字化ならず/セイクレスト10年3月期第1四半期決算

 (株)セイクレストは11日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~6月30日)の連結売上高は1億2,000万円(前年同期比▲81.7%)、営業損失は1億100万円(前年同期:営業損失9,700万円)、経常損失は1億1,800万円(同:経常損失1億3,500万円)、当期純損失は1億1,900万円(同:純損失13億3,700万円)。

 企画・販売代理事業において、販管費の圧縮、販売人員の効率的な人員配置策を推進するも、ユーザーの購買意欲減退等の影響により営業成績は低調に推移。結果、売上高は7,342万4,000円(前年同期比▲62.4%)、営業損失は226万5,000円(前年同期:営業利益273万3,000円)となった。
 不動産流動化事業においては、商業ビルの管理業務を行ない、売上高1,457万6,000円、営業損失491万円(前年同期:営業損失1,565万4,000円)を計上。不動産広告事業においては、不動産検索サイトにおける契約数が低調なまま推移し、売上高は164万7,000円(前年同期比▲32.4%)、営業損失は401万1,000円(前年同期:営業損失1,256万1,000円)であった。

 なお通期については、売上高24億2,300万円、営業利益8,700万円、経常利益700万円、当期純利益700万円を見込む。


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