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福利厚生代行事業が伸長、販管費圧縮などで経常利益9.2%増/リロHD10年3月期第1四半期決算

 (株)リロ・ホールディングは11日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~6月30日)は連結売上高232億6,000万円(前年同期比6.7%増)、営業利益8億4,300万円(同▲0.6%)、経常利益8億9,200万円(同9.2%増)、当期純利益4億5,700万円(同14.8%増)。

 セグメント別にみると、リロケーション事業において、管理戸数が増加したほか、企業が保有する寮や社宅への管理人派遣サービスが伸長。一方で、管理業務に付帯する仲介や工事などのサービスが減収となったことから営業収益200億8,200万円(同7.2%増)、営業利益5億円(同▲0.7%)となった。

 また、福利厚生代行サービス事業では、顧客企業が増加し利用料収益等が伸長。営業収益22億1,600万円(同9.1%増)、営業利益5億300万円(同0.6%)に。

 リゾート事業は販売促進費等の削減に努めたものの新規会員の獲得が前年同期を下回り、営業収益4億9,100万円(同▲26.3%)、営業利益1,500万円(同▲77.3%)となった。

 なお通期では、連結売上高950億円、営業利益41億円、経常利益41億5,000万円、当期純利益22億5,000万円を見込んでいる。


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