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管理戸数の増加等により増収増益に/日本ハウズイング10年3月期第1四半期決算

 日本ハウズイング(株)は12日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2009年4月1日~6月30日)の連結業績は売上高134億9,900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益4億4,900万円(同940.6%増)、経常利益3億8,700万円(前年同期:経常損益1,100万円)、当期純利益1億3,100万円(同:四半期純損益2億8,000万円)となった。

 マンション管理事業は、管理委託費の見直しを契機とした委託替えが好調に推移し管理戸数が増加。また、現業員の定着化や全社的な原価削減により、売上高77億7,800万円(前年同期比2.4%増)、営業利益6億8,700万円(同12.5%増)となった。
 ビル管理事業は、新規受注が低調で、解約物件の増加による管理棟数の減少や管理委託費減額の増加したが、管理物件の採算見直しや原価・販管費を抑制。売上高は10億7,200万円(同▲0.5%)、営業利益は5,800万円(同7.9%増)を計上した。
 不動産管理事業は、解約物件の増加で管理棟数が減少したものの、前年度に受注したサブリーズ物件の稼動により、売上高9億2,100万円(同10.6%増)、営業利益1億2,400万円(同1.6%増)となった。
 営繕工事業は、管理戸数の増加と管理物件の経年化による工事案件の増加などしたが、人員増加の影響により売上高33億500万円(同7.0%増)、営業利益1億6,100万円(同▲4.3%)となった。

 通期(09年4月1日~10年3月31日)では、連結売上高577億円、営業利益25億5,000万円、経常利益23億4,000万円、当期純利益11億4,000万円を見込んでいる。


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