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不動産流動化事業の棚卸資産圧縮等で、純損失52億円を計上/サンシティ09年12月期第2四半期決算

 (株)サンシティは13日、2009年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(2009年1月1日~6月30日)は売上高115億9,400万円(前年同期比▲6.9%)、営業損失44億1,200万円(前年同期:営業損失8億3,700万円)、経常損失48億5,000万円(同:経常損失13億4,700万円)、当期純損失52億2,200万円(同:純損失82億5,100万円)となった。

 当期、不動産流動化事業に係る棚卸資産圧縮のため、保有不動産を売却。売却損が発生し、7億600万円を計上した。

 セグメント別でみると、分譲マンション事業では、地方衛星都市の開発および潜在需要の掘り起こしを行なったものの、消費マインドの低下により売上高が減少。売上高69億4,800万円、営業損失13億4,600万円となった。

 不動産流動化事業では、新規物件開発を中止し、棚卸資産の圧縮につとめ、売上高35億3,100万円、営業損失32億7,600万円となった。

 また不動産賃貸時御では、保有不動産の目的を販売から賃貸に変更。売上高4億4,500万円、営業利益2億5,200万円となった。

 その他事業では、子会社の内装工事等の売上高が減少。売上高6億6,800万円、営業利益1億1,000万円となった。

 通期連結予想については売上高209億1,400万円、営業損失47億1,100万円、経常損失53億6,500万円、当期純損失57億3,700万円を見込んでいる。


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