国土交通省は12日、建物内の事故事例や事故パターン、安全対策に関連した情報を紹介するウェブサイト「建物事故予防ナレッジベース」(http://www.tatemonojikoyobo.nilim.go.jp/kjkb/)を公開。サイトに「建築物事故情報ホットライン」の受付窓口を移設したと発表した。
同省では、(財)日本建築防災協会の協力のもと、同ホットラインを同協会に設置し、一般からの情報を収集してきたが、このほど、国土技術政策総合研究所が住宅局と提携し、同サイトの公開に至ったもの。
同研究所が外部識者等の協力を得ながら、アンケート調査や判例検索などを通じて収集した、事故やヒヤリハット事例、事故に関する判例合計約750件(今後定期的に追加予定)や、事故を類型化した110種類の事故パターンおよびその対策などの関連する資料を検索しやすく構成している。