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棚卸資産評価損14億4,400万円を計上、赤字に/アーバネットコーポレーション09年6月期決算

 (株)アーバネットコーポレーションは13日、2009年6月期決算(非連結)を発表した。

 当期(08年7月1日~09年6月30日)の経営成績は、売上高93億8,800万円(前年同期比0.4%増)、営業損失14億7,900万円(前年同期:営業利益4億8,600万円)、経常損失15億9,600万円(同:経常利益3億1,100万円)、当期純損失18億200万円(同:当期純利益1億5,200万円)。
 
 不動産開発事業では、ワンルームマンションの開発販売において、10棟・401戸の売上げを計上。また、他社との共同事業である戸建住宅5棟の分譲、事業用地販売および中古マンションリノベーション販売等により、同事業全体の売上高は73億7,400万円(同▲20.6%)となった。

 その他の不動産事業として、当事業年度より他社開発のファミリーマンションの新築残戸買取再販事業を開始し、4物件・60戸を販売。これらの結果、売上高20億1,300万円(前年同期:6,800万円)を計上した。

 なお、棚卸資産評価損14億4,400万円を計上したため、当初業績予想数値を大きく下回る結果となった。

 次期は、売上高115億円、営業利益2億6,500万円、経常利益1億1,500万円、当期純利益1億1,300万円を見込む。


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