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1口当たり分配金は1万3,451円/ADR09年6月期決算

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は14日、2009年6月期決算を発表した。

 当期(09年1月1日~6月30日)の営業収益は28億6,300万円(前期比0.6%増)、営業利益は15億2,800万円(同▲4.6%)、経常利益は10億2,300万円(同▲13.3%)、当期純利益は10億2,200万円(同▲13.3%)、1口当たり分配金は1万3,451円となった。

 当期は新たに物件1棟を取得したものの、都心部の高額賃料物件を中心に稼働率が低下。3~4月の転居繁忙期が期中であったことで賃貸事業費が増加したことからわずかながら増収となったものの、減益となった。また、分配金について前期に計上された消費税の還付収入がないことから大幅な減配となったが、期初の予想は上回った。

 次期(09年7月1日~12月31日)については、営業収益28億3,600万円(同▲1.0%)、営業利益14億7,500万円(同▲3.5%)、経常利益9億5,100万円(同▲7.1%)、当期純利益9億5,000万円(同▲7.1%)、1口当たり分配金1万2,500円を見込んでいる。


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