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主力の社宅管理事務代行事業、営業利益23%増加/日本社宅サービス09年6月期決算

 日本社宅サービス(株)はこのほど、2009年6月期決算を発表した。

 当期(08年7月1日~09年6月30日)の連結売上高は63億500万円(前年比▲4.2%)、営業利益4億8,000万円(同13.6%増)、経常利益4億7,400万円(同12.9%増)、当期純利益2億4,300万円(同▲7.3%)。最終利益が前年割れとなったのは、投資有価証券の売却損を特別損失計上したため。

 主力の社宅管理事務代行事業は、一部の既存受託企業との取引終了などはあったものの、新規稼働した企業の受託件数が微増したこともあり売上高28億4,500万円(同0.6%増)、営業利益4億2,400万円(同23.2%増)を計上。また、施設総合管理事業は、消費マインドの冷え込みから売上高は34億6,000万円(同▲7.9%)と落ち込んだが、管理員業務の内製化による原価削減等により、営業利益は5,500万円(同▲2.3%)を確保した。

 なお、次期については連結売上高63億3,900万円、営業利益5億1,300万円、経常利益5億1,400万円、当期純利益3億3,100万円を見込んでいる。


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