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1口当たりの分配金は3,731円/JPR09年6月期決算

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は14日、2009年6月期決算短信を発表した。

 当期(09年1月1日~6月30日)は、営業収益143億3,000万円(前期比28.3%増)、営業利益65億6,800円(同19.8%増)、経常利益55億7,200万円(同25.7%増)、当期純利益23億3,100万円(同▲47.4%)、1口当たりの分配金3,731円(同▲3,361円)となった。

 当期は、「オリナスタワー」(取得価格313億円)を取得、「明治安田生命大阪梅田ビル」(当初取得価格83億円)、「シュトラッセー番町」(同42億円)、名駅2丁目開発特定目的会社発行の取得済優先出資証券(同3億4,000万円)を売却した。その他、取得予定だった「(仮称)KM複合ビルプロジェクト商業施設棟」と名駅2丁目開発特定目的会社発行の優先出資証券の追加取得を解約したため、当期末時点の保有資産残高は51物件、2,994億円(取得価格ベース)となった。 
 なお、稼働率は96.8%を維持した。

 次期は、営業収益115億200万円、営業利益55億9,700万円、経常利益40億6,300万円、当期純利益40億6,200万円、1口当たりの分配金6,500円を見込んでいる。


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