(独)住宅金融支援機構は12日、「平成21年度民間住宅ローン利用者の実態調査」結果を発表した。09年3~6月の間に民間住宅ローンを借り入れしたユーザーに対しインターネットによるアンケート調査を実施したもの。有効回答数は1,183。
住宅ローンの金利タイプ別シェアは、金利水準の低い「変動型」が40%超となった。一方、「固定期間選択型」は割安感のある「固定期間選択型(10年間)」の利用割合が6月時点で25.2%と、前回調査期間末(2月、19.5%)から5.7ポイントアップと大幅に増加した。また、「全期間固定型」は、6月時点で19.5%と、前回調査期間末(2月、20.4%)から0.9ポイントマイナスと僅かに減少するも、今回調査期間は概ね20%で推移した。