(株)東京カンテイは24日、2009年7月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
同調査は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプのみ、専有面積30平方メートル未満の住戸・事務所・店舗用は集計から除外)の「売り希望価格」を行政単位に集計・算出し、70平方メートルに換算したもの。
7月の首都圏中古マンション価格は2,680万円(前年同月比▲14.7%、前月比▲0.9%)。2,700万円を下回ったのは07年4月以来のことで、依然として下落基調で推移している。
都県別では、東京都3,558万円(同▲13.6%、同▲0.6%)、神奈川県2,382万円(同▲7.6%、同0.5%増)、埼玉県1,746万円(同▲5.3%、同0.5%増)、千葉県1,711万円(同▲3.7%、同1.2%増)となった。
主要都市別では、東京23区3,940万円(同▲11.7%、同0.2%増)、横浜市2,579万円(同▲6.3%、同1.0%増)、千葉市1,646万円(同▲6.4%、同3.1%増)、さいたま市1,905万円(同▲8.6%、同▲1.3%)と、さいたま市以外は前月比プラスであった。
なお、近畿圏は1,784万円(同▲4.5%、同0.5%増)と3ヵ月連続の上昇、中部圏は1,484万円(同▲0.2%、同0.0%)で横ばいに推移。