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「CO2収支がゼロ」の第三者認証を取得/ミサワホーム

木質系戸建住宅「SMART STYLE 『ZERO』」外観イメージ

 ミサワホーム(株)は25日、同社の木質系戸建住宅でゼロエネルギーモデルの「SMART STYLE 『ZERO』」が、年間CO2排出量と排出削減量との収支がゼロになることについて、第三者審査機関である(株)日本スマートエナジーから認証を取得したと発表した。

 ミサワホームはこれまでも鉄骨系戸建商品「HYBRID-Z」で(財)建築環境・省エネルギー機構から「ゼロ・エネルギー」認定を取得しているほか、「SMART STYLE 『ZERO』」が同社シミュレーションにおいても、年間CO2排出量と排出削減量との収支がゼロになることを検証している。
 しかし、より効果的に同商品の環境性能を訴求し、技術力や環境配慮の企業姿勢を明確にするため、客観的な証明となる第三者認証を取得したもの。

 具体的には、同社商品の「ゼロCO2・ゼロエネルギーモデル」で延床面積43坪の年間CO2収支シミュレーションにおいて、東京在住の4人家族の場合、CO2排出量が4,000kg、PVシステムならびに高効率エアコン・高効率照明使用によりCO2排出削減量が4,317kgとなり、CO2収支は317kgマイナスとなる。

 同社は今後、建設時に排出するCO2も含めたライフサイクルCO2収支をゼロにできる「次世代ゼロ・エネルギー住宅」を開発を推し進めるなど、環境活動を積極的に推進していく考え。 


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