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5社共同開発の「キャピタルマークタワー」、港区みどりの街づくり賞を受賞/東急不動産ほか

「キャピタルマークタワー」建物外観

 東急不動産(株)、安田不動産(株)、三菱地所(株)、昭栄(株)、(株)サンケイビルの5社が共同で開発・分譲したマンション「キャピタルマークタワー」(東京都港区、総戸数869戸)が、2009年度「港区みどりの街づくり賞」を受賞した。

 「港区みどりの街づくり賞」は、港区が区内緑化のいっそうの推進を図ることを目的に04年に制定したもので、区内民間建築物の緑化施設の中から特に優れたものを表彰する制度。
 今回、対象となった施設は110件。その中から、「周辺の景観に配慮し、優れたデザインであること」「施工水準が高いこと」「先進技術を取り入れていること」「自然環境の保護と再生に努力していること」など8つの選定基準を基に、「キャピタルマークタワー」を含む5件が選ばれた。

 同物件は、芝浦湾岸部に立地。敷地面積1万1,276.21平方メートル、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上47階地下1階建ての都心型タワーマンション。建物の平面を三角形状にすることによって生まれた奥行きのある公開空地が、都市のオアシスとなるよう緑化計画を実施している。
 また、約5,000平方メートルの公開空地に、塩害や排気ガスに強い139種として選定された樹木や野鳥の誘致木を植え、段丘・カスケードなど「水」と「緑」で潤すことで、利用者が都会の四季を五感で感じられるランドスケープづくりをめざした。


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