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SPCを通じたビル売却により、10年3月期第2四半期業績予想を上方修正/東急不動産

 東急不動産(株)は、2010年3月期第2四半期(09年4月1日~9月30日)の業績予想を修正した。

 連結売上高は2,500億円(前回予想比4.2%増)、営業利益230億円(同155.6%増)、経常利益195億円(同290.0%増)、当期純利益95億円(同850.0%増)と、いずれも上方修正。

 修正の理由として、分譲事業においては、計画していた分譲ビルの売却が予定を下回り、分譲マンション等の販売費も増加したほか、計画を上回るたな卸資産の評価損失も計上する見込みとなった。また、賃貸事業においては、売却を前提としてSPCが保有する物件等についても新たに評価損失を計上する見込みとなったが、SPCを通じたビル売却が計画を大きく上回り、売上、利益が増加することとなったことによるもの、としている。


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