不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

「丸の内パークビルディング」商業ゾーン、9月3日にグランドオープン/三菱地所

「Marunouchi BRICK SQUARE」外観

 三菱地所(株)は1日、「丸の内パークビルディング」内の商業ゾーン「Marunouchi BRICK SQUARE(丸の内ブリックスクエア)」および「三菱一号館」竣工記念展のプレス内覧会を開催した。

 同社では東京・丸の内再構築第2ステージの第1弾として、「丸の内パークビルディング」の新築および「三菱一号館」の復元工事を実施してきたが、9月3日の「Marunouchi BRICK SQUARE」の開業をもってグランドオープンとなる。

 「Marunuchi BRICK SQUARE」では、“丸の内コンフォート”をコンセプトに、高感度でこだわりのあるファッションや雑貨、日本各地の食の名店や日本初出店となる海外レストランなど36店舗が入居し、「賑わいと安らぎ」を創出していく。
 具体的には、東京初出店となる和食海鮮居酒屋「ろばた焼 磯貝」やショコラテリア「カカオ サンパカ」、紳士雑貨の「ソルフェリーノ」や婦人服の「YLANG YLANG(イランイラン)」などが新業態として出店する。
 

 合わせて「三菱一号館」では、竣工記念として「一丁倫敦と丸の内スタイル展」を開催。同館復元の意義や建築的魅力などを紹介する「都市・建築展『三菱一号館からはじまる丸の歴史と文化』」や、写真家の梅佳代氏・ホンマタカシ氏・神谷俊美氏が復元の様子を撮影した「写真展『一号館アルバム』」が展示される。 
 開催期間は2009年9月3日~2010年1月11日。

 概要説明会において同社広報部長・清沢光司氏は「第2ステージのテーマである“文化・歴史・環境”に重きを置いて開発を進めてきた。来街者に心地よさや楽しさを提供していきたい」と語った。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら