プロロジスは2日、ビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け)物流施設「プロロジスパーク舞洲IV」(大阪府大阪市此花区)の起工式を執り行なった。
同施設は2009年8月の夢咲トンネル開通により、大阪・南港との輸送時間が大幅に短縮された大阪市の舞洲に開発される。
敷地面積1万9,559平方メートル、延床面積6万3,823平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上5階建て。
屋内型スロープで直接3階へのアクセスが可能、1階と3階に合わせて54台分のトラックバースを設ける。さらに庫内には荷物用エレベータ2台と12基の垂直搬送機を備え、作業を円滑に行なえるよう設計されている。施設外壁には断熱サンドイッチパネルを採用することで、施設で働く従業員にも配慮した施設となる予定。加えて南隣の「プロロジスパーク大阪II」との一体感を持たせるべく、敷地周辺の緑化を充実させる計画となっている。
なお、同施設はセンコー(株)の舞洲PDセンターとして2010年8月の竣工を予定しており、同社関西地区の保管および配送拠点として利用される計画である。