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「エリア別既存住宅流通シェア(2006~07)」(試作版)を発表/価値総研

 (株)価値総合研究所はこのほど、「エリア別既存住宅流通シェア(2006~07)」(試作版)を発表した。

 法務局出張所が管轄するエリアごとに、建物売買による所有権移転戸数と新設住宅戸数の割合(所有権移転戸数/(所有権移転戸数+新設住宅戸数))を示したもの。

 割合に応じて地図上で8段階に色分けしており、1(赤色)に近い数字ほど中古住宅の動きが多く、0(青色)に近い数字ほど新築の動きが多いことをおおまかに表している。

 それによると、2006年首都圏でもっとも中古住宅シェアが高かったのは熱海市(0.81~0.90)。続いて、渋谷区、港区(0.51~0.60)となっている。
 また、2007年は渋谷区、港区(0.61~0.70)のほか、都心周辺部の中古住宅シェアが高まった。

 また、近畿圏では2006年、京都市左京区、北区、上京区、中京区、下京区、東山区、山科区の中古住宅シェアが0.41~0.50と比較的高く、2007年にはさらに0.51~0.60に上昇していることが判明した。

 その他、中部圏、北海道についてもまとめている。

 問い合わせ先は同社都市・住宅・不動産戦略調査室 既存住宅流通市場担当まで。
 


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