国土交通省は9日、2009年7月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は、3兆3,458億円(前年同月比▲23.3%)と、9ヵ月連続の減少となった。このうち、元請受注高は2兆3,667億円(同▲21.7%)、下請受注高は9,791億円(同▲27.0%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,614億円(同▲6.7%)、民間等からの受注高は1兆5,052億円(同▲28.4%)だった。
また、公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は8,505億円(同▲3.9%)と2ヵ月連続の減少。このうち、「国の機関」からは2,464億円(同▲16.6%)、「地方の機関」からは6,041億円(同2.5%増)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建設設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は2,968億円(同▲55.8%)となり、9ヵ月連続の減少。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上)は2,539億円(同▲9.2%)となり、5ヵ月連続で減少した。