三井不動産レジデンシャル(株)は9日、同社が開発・分譲したマンション「パークコート虎ノ門愛宕タワー」(東京都港区、総戸数230戸)が、東京都港区が選定する2009年度「港区みどりの街づくり賞」を受賞したと発表した。
同賞は04年度に港区が制定し、民間建築物における緑化施設の中で特に優れた施設に対して表彰を行なっているもの。前年度に竣工した対象施設の中から、「周辺の景観に配慮し、優れたデザインであること」「自然環境の保護と再生に努力していること」など8つの選定基準をもとに入賞施設を選定している。
同物件は、東京都虎ノ門の歴史的な景観資源である愛宕山の麓に立地。敷地面積3,165.49平方メートル、鉄筋コンクリート造地上30階建て。恵まれた環境を生かしながら、地域コミュニティへの配慮をはかり、幅約4mの歩道と約900平方メートルの広場状公開空地を整備。愛宕山の緑との連続性を意識した植栽街路計画を施すなど、都心にいながら豊かな自然に囲まれた、四季折々の表情を享受できる住まいを提供した点が評価された。