住友不動産(株)と(株)新日鉄都市開発は10日、両社で開発している大規模マンション「AQURAS(アクラス)」(東京都江戸川区、総戸数567戸)のマンションギャラリーを報道陣に公開した。
同物件は、JR総武線「平井」駅徒歩15分に立地。敷地面積2万753.39平方メートル、地上14階建て3棟、地上13階建て1棟からなる、区内最大規模の分譲マンション。荒川や、河川整備の進む旧中川など水と緑に囲まれた住環境のため、英語の「AQUA」と「暮らす」から「AQURAS」と名付けた。
マンションギャラリーでは、3LDK+N+WICからなる「II-70A'タイプ」(専有面積70.21平方メートル)および3LDK+N+WIC+SICからなる「II-90B'タイプ」(専有面積は86.31平方メートル)を公開。
「II-70A'タイプ」は対面式カウンターキッチンを採用した間取りとなっており、リビングに隣接する洋室を開放することで一体利用も可能としている。
また、「II-90B'タイプ」はリビング・ダイニングにセンターオープンサッシュを採用するなど、快適な動線を確保。また、バルコニーを2面に配すことで、採光および通風に優れたプランとなっている。
住戸は、2LDK~4LDK、専有面積55~86平方メートル。予定最多価格帯は3,400万円台。住友不動産マンション事業本部営業第一部統括所長・遠藤 毅氏は「ターゲットは30歳代のファミリー層。高品質でありながら平均坪単価は約170万円と求めやすい価格に設定した。2011年3月ごろの完売をめざしている」と述べた。
マンションギャラリーの一般公開は9月19日。11月より第1期として200~250戸の販売を開始する。完成は10年1月下旬の予定。