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8月の首都圏マンション、契約率70%切るも在庫処理は順調/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は14日、2009年8月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 同月の新規発売戸数は1,914戸(前年同月比▲6.2%)と減少した。1戸当たりの価格は4,314万円(同▲10.1%)、1平方メートル当たりの単価は61万1,000円(同▲9.6%)といずれも下落した。

 契約率は69.3%(同21.8ポイント増)と、4ヵ月ぶりに70%台を下回った。即日完売物件は、「パークコート清澄白河タワー」1期2・3次(東京都江東区、4戸、平均価格5,083万円、平均1倍、最高1倍)など6物件・21戸。超高層物件(20階以上)は13物件・295戸で、契約率は72.5%だった。

 また、販売在庫数は7,037戸(前月比▲409戸)と順調に減少し、7,000戸割れ目前となった。

 なお、9月の発売戸数は2,200戸前後となる見込み。


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