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日本不動産ジャーナリスト会議、設立20周年記念講演会を開催

記念講演の様子

 不動産関連のジャーナリストで組織されている日本不動産ジャーナリスト会議は15日、日本プレスセンタービル(東京都千代田区)にて、同会設立20周年記念講演会を開催した。

 同会は、不動産や住宅問題を取材している一般紙や専門紙の新聞記者・雑誌記者が集まって1989年に設立した団体。土地、住宅、都市問題についてオピニオンリーダー的な役割を担い、会員相互の資質の向上に寄与することを目的に、政界、官界、財界等から講師を招いて勉強会等を開催しているもの。

 講演会の冒頭、同会議代表幹事の阿部和義氏は「私は3代目の代表幹事を務めているが、ジャーナリストの集まりが長く続くのは珍しく、よく20年も続いたものだと思っている。ここまで存続できたのは、会員の努力もあるが、発足以来、旧建設省や旧国土庁、国土交通省、(社)不動産協会、(財)日本住宅総合センター等のご協力の賜物である。また、設立以来ほぼ毎月1回勉強会を開催しており、現在までに100人の講師の方に講演をしていただいた。こうした方々のご支援があったからこそ活動が続けられたものと、改めて感謝を申し上げたい」と述べた。

 第一部では、ジャーナリストの田原総一朗氏が「時代を読む」と題して現在の政局の動き等について講演したほか、(社)日本不動産学会会長の三橋博巳氏が「宇宙不動産は、だれのもの?」と題し、今後の宇宙における不動産の位置づけ等について語った。
 第二部では懇親会を開催。阿部氏の音頭で乾杯し、盛会となった。


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