(株)東京カンテイは30日、2009年8月度「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例の価格を月ごとに集計し、その価格変動を天気マークで表示したもの。
8月度は、価格下落傾向を示す「雨」が福島、東京、神奈川、和歌山など18都府県となり、7月に引続き最多。上昇傾向の「晴れ」は長野のみで、「薄日」は茨城、群馬、広島、沖縄など7県となった。
三大都市圏の価格をみると、首都圏で千葉、神奈川が前月比で2ヵ月連続の、東京が17ヵ月ぶりの価格上昇となったが、埼玉も含めた4都県いずれも07年上半期と同水準の価格帯で推移している。近畿圏は滋賀が直近の最低価格である08年11月と同価格まで下落し、8月は「晴れ」「薄日」の地域が皆無となった。中部圏では三重が再び「曇り」から「薄日」となった。
その他詳細は、同ホームページを参照のこと。