(財)東日本不動産流通機構は13日、東日本レインズにおける2009年9月の市場動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,680件(前年同月比6.9%増)と、前年同月比で7ヵ月連続の増加となった。都県別では、東京都1,214件(同7.6%増)、埼玉県360件(同18.4%増)、千葉県383件(同5.8%増)、神奈川県723件(同1.5%増)と、全都県で増加している。
成約価格は、1平方メートルあたり37万7,400円(同▲3.5%)。都県別では、東京都49万8,800円(同▲2.1%)、埼玉県24万1,600円(同▲4.4%)、千葉県22万3,100円(同▲8.1%)、神奈川県34万5,400円(同▲3.1%)と全都県で下落した。
なお、一戸あたりの平均価格は、首都圏平均で2,469万円(同▲4.9%)、成約平均面積は同65.42平方メートル(同▲1.5%)。登録件数は、1万335件(同▲27.1%)だった。
また、中古戸建住宅の成約件数は909件(同9.8%増)で、前年比で6ヵ月連続のプラス。成約平均価格は2,981万円(同▲3.8%)と3ヵ月ぶりに3,000万円を切った。