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40周年記念商品『進・パルフェ』発売/積水化学工業

大容量の太陽光発電システムを搭載した『進・パルフェ』外観イメージ
「セキスイハイムの集大成モデル『進・パルフェ』は他社に一歩先んじた商品」と語る同社取締役専務執行役員 住宅カンパニープレジデントの高下貞二氏

 積水化学工業(株)は15日、40周年記念商品『進・パルフェ』を31日より全国(沖縄・北海道・一部積雪地域除く)発売すると発表した。

 同商品は、躯体の高い基本性能をベースに、環境性能をさらに引き上げた商品。「環境・快適・安心」性能を一段とレベルアップさせた、セキスイハイムの集大成モデル。

 「環境」での性能アップは、「庇延長システム」等の導入で約40坪の住宅に6.8KWの大容量の太陽光発電システム(以下PV)を搭載可能とした。これにより、年間26万円の売電が見込め、またこれまで12~15年かかっていたPVの償却を約8年に短縮した。
 そして、床下大空間を活用した通年型空気調整システム「快適エアリー」により、ヒートポンプ式の冷暖房・除湿システムと換気システムを床下に組み込み、個別空調とに組み合わせ省エネを実現する。
 さらに「αプランニングシステム」の導入により、ボックスラーメンユニットの強靭な躯体「GIASS(ガイアス)」を利用しユニット躯体による構成で、従来のユニット構成では調整しづらかった細かな敷地、床面積、プラン対応を可能とした。

 冒頭のあいさつにおいて、同社取締役専務執行役員 住宅カンパニープレジデントの高下貞二氏は「近年は人口減少、少子高齢化、空家の増加、環境制約の高まりなどさまざまな課題があるが、当社では『環境・快適・安心』をテーマとした住環境を、手頃感のある価格でお客さまに提供していきたい」などと述べた。

 販売価格は坪当たり63万円台から。2009年度下期の販売目標を1,600棟としている。


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