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シニアハウジング&サービス事業等が不調、赤字に/ゼクス10年5月期第1四半期決算

 (株)ゼクスは15日、2010年5月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年6月1日~8月31日)の連結経営成績は、売上高6億4,800万円(前年同期比▲83.5%)、営業損失4億8,700万円(前年同期:営業損失14億9,500億円)、経常損失9億4,200万円(同:経常損失23億8,400万円)、当期純損失9億2,200万円(同:当期純損失25億9,400億円)。

 不動産コンサルティング事業では、同社保有物件の売却交渉が進まず、収益不動産の賃料収入が主な収益となった結果、売上高1億400万円(前年同期比▲72.4%)、営業利益3,000万円(同▲44.1%)となった。

 シニアハウジング&サービス事業では、健常高齢者向け住宅「チャーミング・シリーズ」5施設の運営を行ない、入居率向上・コスト削減等の取組みに着手したものの、入居率推移が計画を下回った結果、売上高5億5,200万円(同▲84.4%)、営業損失2億7,000万円(前年同期:営業損失6億9,400万円)を計上。

 その他事業も、売上高1,800万円(前年同期比▲89.3%)、営業損失1,600万円(前年同期:営業損失9,200万円)と振るわなかった。

 通期は、売上高130億円、営業損失12億円、経常損失23億円、当期純損失23億円を見込んでいる。


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