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高度な住生活を楽しむことができるサービス展開を/高住管理協が30周年記念式典

「会員各社には、今後さらにコンプライアンスの徹底をしていただきたい」と述べる、同協会理事長の黒住昌昭氏

 (社)高層住宅管理業協会は20日、帝国ホテル東京(東京都千代田区)にて、設立30周年記念式典を開催。協会会員のほか、関係団体、国会議員など多数の来賓が出席した。

 式典の冒頭、あいさつした同協会理事長の黒住昌昭氏は「当協会が設立した当初は『建物・設備』の維持管理が業務の主軸に置かれていた。しかし、徐々に『ヒューマン』な部分にも注目が集まるようになり、入居者間のコミュニティ育成等にも管理会社が介入していくようになった。さらに昨今では、専有部へのサービス提供や、戸建ても視野に入れた地域と一体になったサービス展開をしていくことも求められている。私は、これらを総称して“住生活総合サービス業”と呼んでいるが、今後はさらに“住生活文化の再構築”をめざし、入居者が高度な住生活を楽しんでいただけるようなサービス展開をしていきたい。その実現のためにも、会員各社には、お客さまからの信頼を得られるよう、コンプライアンスの徹底をしていただきたい」と述べた。

 なお、30周年記念事業として社会貢献活動を実施しており、今後は防犯セミナーや防災訓練などを開催することを明らかにした。

 その後、野崎副理事長の音頭で乾杯し、盛会となった。


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