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建替関連損失として特別損失を計上/ダイビル10年3月期第2四半期決算

 ダイビル(株)は26日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。
 
 当期(09年4月1日~9月30日)は、売上高169億5,000万円(前年同期比2.0%増)、営業利益47億9,600万円(同▲11.4%)、経常利益42億1,200万円(同▲16.2%)、当期純利益20億6,900万円(同▲24.8%)となった。

 土地建物賃貸事業において、建替え予定の「新ダイビル」および「ダイビル」は減収となったものの、「中之島ダイビル」「土佐堀ダイビル」がほぼ満室稼動し、売上高125億4,300万円と、前年同期比6.1%の増収となった。
 一方、新しく竣工したビルの減価償却費負担等により営業費用が増加、営業利益48億5,900万円と、前年同期比で12.4%の減益となった。

 ビル管理事業は、売上高41億2,300万円(同3.4%増)、営業利益4億2,400万円(同12.6%増)と増益。
 その他事業は、工事請負高が減少し、売上高2億8,300万円(同▲64.7%)となったものの、工事管理料等が増加したことにより、営業利益1億3,700万円(同39.2%増)の増益となった。

 なお、特別損失として、建替関連損失等計9億6,200万円を計上している。

 通期は、売上高343億円、営業利益91億円、経常利益80億円、当期純利益39億円を見込む。


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