阪急リート投資法人(HRI)は27日、2009年7月15日に公表した09年11月度運用状況予想の修正を発表した。
修正後の運用状況は、営業収益59億2,800万円(前回予想:53億6,600万円)、営業利益15億3,500万円(同18億300万円)、経常利益9億5,800万円(同12億500万円)、当期純利益9億5,600万円(同12億400万円)。1口当たり分配金は1万1,200円(同1万4,100円)となる。
既存借入金の返済資金確保のため、「阪急電鉄本社ビル」(大阪市北区)および「HEPファイブ」(大阪市北区)を譲渡したことによるもの。
なお、「阪急電鉄本社ビル」(帳簿価格112億538万360円)は102億円で合同会社カイロス・ファンディングに、「HEPファイブ」(帳簿価格22億3,047万7,966円)は阪急不動産(株)に28億7,000万円で譲渡する。
譲渡予定日はそれぞれ11月25日、11月27日。
なお、10年5月期運用状況については、営業収益48億6,400万円、営業利益16億3,500万円、経常利益11億1,100万円、当期純利益11億1,000万円、1口当たり分配金1万3,000万円を予定している。