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大型物流施設「ロジポート流山」が開所式/ラサール インベストメント マネージメント

「ロジポート流山」外観
開所式でのテープカットの様子。写真中央は、ラサール インベストメント マネージメント(株)物流部門担当執行役員の吉川陽介氏

 ラサール インベストメント マネージメント(株)は29日、大型物流施設「ロジポート流山」(千葉県流山市)の開所式を行なった。2008年9月に竣工した同施設は、09年9月に同社が取得したもの。

 同施設は、常磐自動車道流山ICに至近で、つくばエクスプレス「流山おおたかの森」駅より約3kmと首都圏へのアクセスが良好な立地。

 鉄骨鉄筋コンクリート(一部鉄骨造)5階建てのA棟とB棟で構成されており、A棟は、敷地面積9,243.87平方メートル、延床面積1万8,414.93平方メートル、B棟は、敷地面積5万9,233.33平方メートル、延床面積14万3,355.85平方メートル。

 A棟は保管を主体とする建物一括賃貸型で、B棟は搬出入が頻繁な通過型・流通型に対応するマルチテナント型として、それぞれ異なる物流ニーズに対応が可能となっている。

 リーシング活動を始めて1ヵ月程度であるが、B棟はすでに2フロアが契約済、2フロアで申込済の区画が出てきている。B棟では、1フロア面積約7,000坪の面積を生かし、拠点集約の受け皿としてのニーズを狙っているという。また、上り・下りの専用ランプを設け車路運行がスムーズな点も同施設の特徴となっている。


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