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過半数が介護施設を希望/オリックス・リビング調査

 オリックス・リビング(株)は2日、「介護に関する意識調査」の結果を発表した。

 同調査は、11月11日の「介護の日」にちなんで行なわれたもので、全国の40歳代以上の男女に対しインターネットでアンケートを実施したもの。サンプル数は1,238名。
 
 これによると、93%が「家族の介護に不安を感じる」と回答し、男性では「費用面」、女性では「精神的・体力的な不安」との回答が多数を占めた。
 
 自身が受けたい介護サービスについては、過半数が有料老人ホームなどの介護施設を希望。男女別では、女性は「有料老人ホーム」、男性は「自宅にて配偶者の介護」がトップとなり、配偶者に求める役割ついて男女間に意識差があることがわかった。
 
 また、有料老人ホームに対するイメージでは「入居金が高そう」(79.5%)という回答がもっとも多く、男性は「さびしい」などのネガティブなイメージを持つ一方、女性は「サービスの種類が豊富」など、ポジティブなイメージを持っていることが明らかとなった。


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