国土交通省は5日、平成21年度第2回「長期優良住宅先導的モデル事業」の採択を決定した。
同事業は、「長期優良住宅」の普及啓発に寄与する事業に対し、国が事業の実施に要する費用の一部を補助するもの。「住宅の新築」、「既存住宅等の改修」、「維持管理・流通等のシステムの整備」、「技術の検証」、「情報提供および普及」と、住宅の新築のうち戸建て住宅について、新たに「木造等循環型社会形成部門」「維持管理流通強化部門」「まちなみ・住環境部門」「自由課題部門」の区分を設けた。
2009年7月15日~8月25日の公募期間中190件の応募があり、うち38件が採択された。
各部門ごとの主なモデル事業は、下記のとおり。
■住宅の新築(戸建て)
SSD200プロジェクトユニオンなど、24プロジェクト
■既存住宅等の改修
「住みながら耐震化」を実現する既存マンションの総合的延命化プロセス((株)長谷工コミュニティ)など8プロジェクト
■維持管理・流通等
日住協 戸建住宅の維持管理を支援する仕組み構築事業((社)日本住宅建設産業協会)など6プロジェクト