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マンション計上戸数大幅増で不動産販売事業が増収増益/住友不動産10年3月期第2四半期決算

 住友不動産(株)は5日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は3,298億4,900万円(前年同期比5.3%増)、営業利益745億6,100万円(同5.0%増)、経常利益580億1,200万円(同3.9%増)、当期純利益328億7,300万円(同42.9%増)。当期純利益の大幅増は、前年第1四半期に計上したたな卸し資産評価損137億円がなくなったため。

 主力の不動産賃貸事業は、既存ビルの賃料増額改定が寄与したものの、期末空室率が7.1%(同1.1ポイントアップ)と上昇したため相殺。営業収益は1,509億900万円(同▲0.6%)、営業利益567億1,800万円(同▲0.5%)にとどまった。

 不動産販売事業は、マンション計上戸数が1,687戸(同25.6%)と大幅増。営業収益876億9,500万円(同30.5%増)、営業利益125億5,700万円(同13.0%増)と伸長した。また、完成工事事業も、新築そっくりさん事業の受注棟数が増加、営業収益676億2,500万円(同▲4.0%)、営業利益58億8,500万円(同44.4%増)となった。

 なお、通期では連結売上高7,200億円、営業利益1,360億円、経常利益1,000億円、当期純利益510億円を見込む。


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