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カリスマ女性オーナー招き講演会開催/静岡宅協レディース部会

100名以上の参加者が詰めかけた講演会場
「オーナーの判断一つで賃貸経営は大きく変わっていく。みなさんが先頭に立って、オーナーたちをリードしてほしい」と参加した会員業者に語りかける安藤氏

 (社)静岡県宅地建物取引業協会(会長:市川宣克氏)のレディース部会(部会長:安間みち子氏、会員215名)は6日、静岡県不動産会館(静岡市葵区)で「専業主婦が10年連続入居率99%にしたアパマン経営法!」と題した講演会を開き、同部会会員を中心に100名以上が参加した。

 講師を務めたのは、“カリスマ女性オーナー”として有名な、安藤 泉氏((有)コンフォール代表取締役)。同氏は、「入居率99%」の秘訣として、女性ならではの気配りと清潔感をウリにした建物の管理・サービスの徹底が、テナントリテンションを発揮しているとし、「時代に即した設備投資、快適な住空間の確保で、優良入居者の長期入居につながっていく」と解説した。

 一方で、賃貸経営特有の財務の考え方として「節税よりもキャッシュフローを重視すべき」と力説。「オーナーの判断一つで賃貸経営は大きく変わっていく。みなさんが先頭にたって、オーナーたちをリードしてほしい」とした。

 また、冒頭あいさつした安間部会長は「賃貸仲介管理会社にとって、管理物件のオーナーというのは、非常に身近な存在。安藤さんは、会社の代表はオーナーの意見を真摯に聞くべきとおっしゃった。耳が痛い人もいらっしゃるだろうが、そういう本音こそ貴重であり、ありがたいこと」と語った。


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