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契約戸数増も、引渡しずれ込み不動産事業売上減/すてきナイスG10年3月期第2四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は6日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,013億2,500万円(前年同期比▲17.8%)、営業損失は9億9,700万円(前年同期:営業損失1億500万円)、経常損失は16億6,600万円(同:経常損失7億500万円)、当期純損失は21億3,300万円(同:純損失12億4,700万円)となったが、経営および事業の合理化・効率化の推進とコスト削減に努めた結果、期初予想に比べて損失額を縮小した。

 住宅資材事業では、厳しい事業環境が続くなか、需要創造を目的とした受注支援の一環として「長期優良住宅普及促進セミナー」を開催し、約3,400名の販売店および工務店への啓蒙活動を実施したほか、総合展示会「住まいの耐震博覧会 2009・夏」を開催し一般ユーザーへのアピールを実施するなどしたが、売上高755億7,100万円(前年同期比▲17.9%)。売上総利益率の向上や販管費・一般管理費の削減により、営業利益1億7,800万円(同▲49.2%)となった。

 また、不動産事業では営業活動の強化などにより契約戸数が伸長したものの、売上計上戸数は514戸(同▲3.7%)にとどまり、売上高は220億400万円(同▲16.9%)、営業損失7,400万円(前年同期:営業利益5億9,400万円)となった。

 通期では、売上高2,430億円、営業利益25億円、経常利益12億円、当期純利益5億円を見込んでいる。


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