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マンション販売が回復し、黒字転換/日神不動産10年3月期第2四半期決算

 日神不動産(株)は6日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は160億8,100万円(前年同期比27.7%増)、営業利益2億5,300万円(前年同期:営業損失15億5,400万円)、経常利益2億3,200万円(同:経常損失16億6,100万円)、当期純利益1億1,700万円(同:当期純損失24億4,600万円)。

 主力の不動産事業は、分譲マンション販売が回復、販売戸数は前年同期の325戸から572戸へ増加したほか、売買仲介も伸長。売上高152億1,000万円(前年同期比30.3%増)、営業利益3億8,500万円(前年同期:営業損失13億1,200万円)となった。

 また、建設事業も、リフォーム工事の収益性を重視した結果、売上高3億6,800万円(前年同期比0.2%増)、営業利益2,600万円(同17.5%)となった。加えて、棚卸資産の評価損計上を6,800万円にとどめたほか、ゴルフ場事業における名義書換料収入、支払い利息の圧縮などにより、黒字に転換した。

 なお、通期は、連結売上高325億円、営業利益5億6,000万円、経常利益5億円、当期純利益2億8,000万円を見込んでいる。


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