リゾートトラスト（株）は12日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。
当期（09年4月1日～9月30日）は連結売上高414億2,800万円（前年同期比▲7.6％）、営業利益27億9,700万円（同65.0％）、経常利益27億5,500万円（同54.2％増）、当期純利益11億4,400万円（前年同期：当期純損失6億3,800万円）。会員権販売の減少、ホテル・ゴルフ場の稼働減などで収益は伸び悩んだが、販売費・一般管理費の抜本的見直しによる高効率化策が効果を表し、利益は大きく伸びた。
主力の会員権事業は、不況による個人消費の低迷で会員権販売が伸び悩んだが、販売費用が減少し、売上高96億1,600万円（前年同期比▲14.8％）、営業利益8,400万円（同84.0％増）となった。ホテル・レストラン事業も、経費効率の向上により売上高246億8,700万円（同▲5.5％）、営業利益22億800万円（同115.1％増）となった。
なお、通期については連結売上高1,000億円、営業利益65億円、経常利益62億円、当期純利益34億円を見込んでいる。