日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会(以下、委員会)は16日、「日本橋かるた」詠み句の発表会および入賞作品ほかの表彰式を、ロイヤルパークホテル(東京都中央区)にて開催した。
「日本橋かるた」は、同委員会の設立10周年を記念して、日本橋の名所・旧跡などをテーマに制作するもの。8月5日~9月30日まで一般から募集し、応募総数4,114句のなかから、入賞作品、審査員特別賞、47句が選ばれた。
最優秀賞は、1年おきに行なわれる「山王祭」と「神田祭」を詠んだ『山王と 神田は仲良く 天下分け』。
表彰式の冒頭、同委員会副会長の細田安兵衛氏は「今回選ばれた『日本橋かるた』は、特に未来を担う子供たちに活用してほしい。制作したかるたを日本橋地域の小学校に配布し、日本橋の良さを後世に伝えていけたら」とあいさつした。
「日本橋かるた」は、2010年3月に完成予定。なお同委員会は、同委員会の会員企業である三井不動産(株)とともに、「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトに、日本橋の活性化と新たな魅力の創造を目的とした活動「日本橋再生計画」を推進していく。