ハイアス・アンド・カンパニー（株）は25日、目黒雅叙園（東京都目黒区）において「第3回ハイアークラブ全国大会」を開催した。
「ハイアークラブ」とは、不動産管理会社や資産コンサルティング会社、建設会社などを対象に、不動産コンサルティングスキルを組織的に高める仕組みの事業支援パッケージのこと。現在、全国で220社が登録している。
大会では、同システムを利用し優秀な不動産コンサルティングを実践した会社を「コンサルティングアドバイザー大賞」として表彰。今回は、プラチナアドバイザー賞に山信不動産（株）（神奈川県相模原市、代表者：中山在根氏）、ゴールドアドバイザー賞にユニヴ・ライフ（株）（大阪市北区、代表者：柴橋圭介氏）、シルバーアドバイザー賞に但南建設（株）（兵庫県朝来市、代表者：衣川義弘氏）をそれぞれ選出した。プラチナアドバイザー賞の受章理由として、不動産相談の分野で同クラブの理念であるインフォームド・コンセントを会社の仕組みとして実現できる体制を構築している点、としている。
表彰式後に開催された基調講演では、環境ジャーナリストの村上 敦氏が「ドイツの環境先進住宅モデル」を、（株）槇（マキハウス）の代表取締役・眞木健一氏が「リフォームによる入居率アップ戦略」をテーマにそれぞれ講演を行なった。
ハイアス・アンド・カンパニー（株）代表取締役の濱村聖一氏は、「昨今の厳しい状況下において、不動産管理業は革新を迫られている。われわれが率先してインフォームド・コンセントのコンサル能力を高めていかなければならない」などと語った。